悪徳領主の息子に転生！？～楽しく魔法を学んでいたら、汚名を返上してました～

作者：米津　173（完結）

悪徳領主の豚のような息子に転生。前世の記憶に目覚めてからダイエットや使用人に気を配ったり、魔法を学んだり。魔法の先生は優秀な人で全般的な知識を教えてくれる。10歳の夜会で公爵令嬢と会い、空を飛んでお祝いしたりしたせいでお互いをこの時から意識していく。

その後学園へ。学園にいってからは両親や領の話はほぼ出てこないで、学園での活躍がメイン。一年生で代表に選ばれて活躍、魔獣討伐ではうざい貴族が暴走してなんとかクラスメイトを助けたり、そのうざい貴族が組織の陰謀で魔物にされて殺したりで低学年編が終わる。

中編では、他校との交流試合で友達ができたり、武術大会で令嬢の兄と戦って過去と向き合ったり、決勝前に他校の友達を誘拐したと呼び出されたら、その友達こそが謎の組織にかかわっていて戦ったり。結局優勝する。

最終章では、令嬢が悪の組織に誘拐されて、魔女にその体を乗っ取られるが、過去の自分と融合することによって力が増えてなんとか討伐。一命をとりとめた令嬢に思いを告げて恋人になり、学校を卒業したところで物語が終わる。

悪徳領主が関係あるのは前半のみで、あとはひたすら魔法が得意な主人公が無双し活躍していく感じの物語であった。