それでは皆さま、ごきげんよう

作者:桜木彩 短編

 

馬鹿な婚約者の言葉にいつもキョトンとしていた主人公。

さんざん罵倒されてないがしろにされてはいたが結婚し子供も作るが、義理の姉との間に子供を作ったことにより離婚。

もともとそのような契約であったし、自分の母が公爵の血をついでいて、父親は婿養子なのでその権利はなく、婚約者も勘違いで公爵家を乗っ取れると思っていた。そういうことを逐一冷静に反論していって論破する話。キョトンとしていたのは昔から当たり前のことをわかっていない周りの人たちにあきれていたからであった。