異世界召喚されたのに与えられたスキルが『ハズレ』だったので追放されましたが、実は最強スキルだったので復讐して必ずこの世界を脱出してやるよ
作者:ばたっちゅ 645(完結)
隠れた名作だと思う。
クラスごと異世界転生し、死んでもリスクはないというのでダンジョンを攻略していくやつらと、帰還組に分かれるが、どうも帰還できないようすでなんとか地上に脱出。そしたらダンジョン攻略組もいろいろな組織に組み込まれていて、恋人の姉も性奴隷にされていたり、それでも助けて絆を取り戻すが、戦争で死んで現代に戻る。
が、現代に戻ると恋人とその姉が死んでいて、そして世界に謎の病気がはやり、10年ほどで異界からの謎の生物によって滅亡する。そこで一章が終了。
そしてなぜかもう一度異世界に戻るが、そこから時代を大きく遡って組織を作ったり、タイムリープしながら世界の仕組みと敵の全容がわかっていったり、なぜ恋人が裏切っていたのかも判明していく。
そして最後には敵を倒して終了するのだが、それまでに小説30巻分ぐらいの分量がありそうな内容で、最後は意外とあっさり終わる。
でもこれほど壮大な世界観と壮大な分量は手放しにすごいと思った。もっと有名になってもいいかもしれないが、やはり中間が読みづらく展開が進まなかったり、胸糞描写もあるので賛否は別れる作品でもあるとは思う。