今更自由といわれても

作者:西木田 短編

 

さんざん虐げられ、でも尽くしてきた婚約者の皇子に突然婚約破棄されて放り出されて、自殺をする。その時に自分を使いつぶした王家、自分の父、そして隣国王女の親友に手紙を書く。

それによって親友が激怒し、その内容をリーク。王国は国際的な非難にさらされて衰退していく。

死んだと思っていたが王女とその医師によって仮死状態で生かされていて、その後その王女の侍女として暮らしていく。