地味で目立たない私は、今日で終わりにします。

作者:大森蜜柑 300(未完?)

 

聖女に婚約者を奪われて婚約破棄。断罪の際に王子に突き飛ばされ、幼馴染の騎士に組み伏せられたことで足の骨を折っていたが、帰り際に第一王子と出会いけがを治してもらう。その後は家長である祖父に修道院行を言い渡されて、その日のうちに市井に下り、宿屋の主人としての生活を始める。

幼いころに第一王子と婚約していたが、政争にまだ抗えずお互いに命を狙われてしまうということで婚約破棄。そのショックで暴れたことによって祖父は足を負傷、自身はそのことに耐え切れず、魔法で自分の記憶を封印した。

祖父は冷たく当たるのは、もう政争に巻き込みたくないからでもあった。

また、聖女は落ちた精霊と契約しており、妬んだ相手から魔力と精気を奪い取ることで力を使っていたが、その後主人公と精霊の王によって浄化される。

主人公は女神の末裔で浄化ができたり、傷を癒したりもできる。たぶん今後はひいおばあさんの実家の国と女神とのかかわりみたいな感じになってきそう。だが、更新は遅く、おそらくは完結しないのでは。

 

元婚約者の王子は特に謝罪はないし、幼馴染の騎士も家には謝罪し、冤罪であるとうこともつきとめるが本人には謝罪はない。聖女もざまあ的な感じでなく退場していく。精霊が抜けたことにより罪の意識が芽生え、王たちに謝罪していく。