魔術師クノンは見えている

作者:南野海風 218(連載)

 

英雄症候群的なもので、生まれつき体のどこかを欠損して生まれる。

主人公は目が機能しない。

それを魔法で補おうとするあたりから前向きに明るくなり、侍女と共にユーモアな男になっていく。

その後王女との関係も良好になり、王宮魔導士に弟子入りし、ついに自分の視界をえるが、その視界には不思議なものが移っていて、その意味はまだ完全には明かされていない。

 

侍女との掛け合いや、主人公の言動、会話がとても面白い。

一章まではとても面白いが、その後学園にいってからあまりストーリーの展開がなく、読むのをやめる。

一年後ぐらいに読み直してもよいかも。